ロンドン日記

冬の寒い日には紅茶

もう月曜日。この週末は、少しは仕事もしたし、決して「何もしなかった」というわけではないが、あっという間に過ぎてしまった感がある。ここ一週間ほどのロンドンは寒く曇りがちの日が続き、金曜日・土曜日には雪が舞った。

あまり外出する気にもなれず、家に篭って暖を取っていた。ロシアなど寒冷地出身の人々によると、英国の冬は「中途半端に寒い」らしい。建造物も寒さに万全の対応が施されているわけではなく、却って風邪をひきやすいと言っていた。日本でも北海道や東北などは寒さに慣れているし、毎年訪れる厳しい冬を想定した生活をしているため、寒波が来ようが大雪が降ろうが大丈夫だが、慣れていない地域だと寒波や大雪は非日常であり大変なのと似ているだろうか。

さて、「冬には温かい物を」と、水分補給も兼ねて、紅茶を何杯も飲んでいる。面倒くさがり屋なので、このような大きなティーポットに紅茶を作って、最初は熱く、途中からは生温く、時間をかけて飲んでいる。ただ、飲めば飲むほど、出るものが出るのが摂理。特に紅茶には利尿作用がある。トイレが近くなる今日このごろ。

春はまだまだ先のようだ⋯⋯。