ロンドン日記

ピーナッツを啄むワカケホンセイインコ

新型コロナウイルス感染症第2波による制限が続く英国の秋。春の第1波の時から、ベランダに鳥用の餌としてピーナッツなどを出して、アオガラやヨーロッパシジュウカラをはじめとする野鳥を観察していたのだが、7月以降あまり見かけなくなっていた。たまに姿を見せていたのはドバト。

最近は餌の減り具合から、何らかの鳥が来ていることを推測できたが、家に籠もりつつもやや忙しかったため、あまり注意していなかった。昨日ふと外を覗くと、緑の物体が。ワカケホンセイインコ。ロンドンでは比較的よく見かける鳥で、近くのリッチモンド・パークに行くと群れをなしている。どうしてこの色鮮やかな外来種が定着したのか、諸説があるが、有力なのはペットの個体が逃げたか放たれたというもの。

器用に筒状の餌入れに掴まり、嘴で突きながら中のピーナッツを取り出していた。あまり物怖じせず、動きや仕草に愛嬌がある。結構うるさいので嫌がる人も多いが、個人的には好きなので、また餌を食べるために来てくれるのを待っている。

追伸:今日も午後になったら姿を見せた。写真を数多く撮ったが⋯⋯編集して載せるのはいつになるだろうか。撮り溜めた写真が何千とある中で。