ロンドン日記

制限緩和

3月下旬に日中の最高気温が20℃を超える日があったが、4月になってから肌寒い日が続いている。仕舞おうかと考えていたセーターをまた着ている。陽射しは春で、花が咲き小鳥が囀り、毎日明るい時間帯が長くなっているが、吹く風は冷たい。昨日4月12日、イングランドでは新型コロナウイルス感染症対策の制限が大幅に緩和され、生活必需品以外を販売する店全般、そして屋外席でパブやカフェが営業を再開した。床屋も営業を再開した。近くの2軒には「長蛇」とは呼べないものの、外で順番を待つ人が数人いた。ワクチン接種も順調に進んでいるので、この緩和で新規感染者数や入院患者数が増えなければ、制限の解除が現実的になる。臆病だと思われるかもしれないが、ワクチンを接種するまでは、公共交通機関を利用せず、感染の危険性のある行動は慎もうと思っている。ワクチンが全ての変種株に対して有効で、新たな変種株が出現しないことを願うばかり。