先週スーパーで見切りのホンジュラス産のエビを買った。元々の値段が£5.30。2〜3年前だったら£3台後半だったような。最近ようやく落ち着いた感があるが、ここ数年英国の物価上昇がいかに大きいものだったかを改めて思い知る。£5は一消費者として結構高い心理的壁で、買い物かごに入れるのにかなり躊躇する額。感覚として日本円なら千円に似たようなものだろうか。相対的に見切りの£2.07が安く思える。消費期限を一晩過ぎても大丈夫だろうと翌日の昼食のパスタの具にした。
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養殖エビというと東南アジアを真っ先に思い浮かべるのだが、日本・外務省のウェブサイトに掲載されている国別の基礎データでホンジュラスを調べたところ、経済・主要産業の項目に
主に農林水産業(コーヒー、バナナ、パーム油、養殖エビ等)、縫製産業、観光業
と記述があった。全く知らなかった。買い物一つでも学べることがたくさんあるはず。ただ養殖エビがホンジュラスの重要な産業であるという知識が活かせる機会は訪れるだろうか。