ロンドン日記

鴨のプラム・ソース

自炊を目標としていて、毎日少なくとも一食は自分で料理を作るよう心がけているが、電子レンジで温めるだけで食事が出来上がるのであれば、ついつい面倒くさがり屋の横着者になってしまう。特に見切りで安くなっている場合。英国のスーパーに行くと多種多様の ready meals が販売されている。2月16日に安くなっていたのは、中華風の鴨のプラム・ソース。

その日の夜、出力800ワットで2分半温めて、ご飯に水を少々かけて、更に2分半温めて出来上がり。容器から皿に移し替えた。プラム・ソースは漢字だと「蘇梅醤」らしく、原材料の一つとして plum purée が載っていた。プラム(すもも)のピュレ。味は⋯⋯。料理を作る時に塩と砂糖をできるだけ使わないので、外食したり出来合いのものを食べたりすると、大抵味が濃い。プラム・ソースの甘味と酸味のバランスが重要だろうが、私には甘味が強すぎた。もちろんそこまで期待していたわけではない。

味よりも値段、安くなっていなかったら買わなかっただろう。