ベルギー・リエージュにて爆発

2011年12月13日

現地時間15時45分

ベルギー東部のリエージュの中心街で、昼過ぎに爆発が起きた。仔細と動機は不明だが、どうやら手榴弾と自動小銃で武装した3人組が、バス停に手榴弾を投げた模様。死者は容疑者1人を含み2名、重軽傷者は64名。警察の特殊部隊が投入され、残る容疑者2名のうち1名は拘束され、もう1名は逃走中であるとのこと。なぜこのような行為に及んだのか、今後究明されるだろうが、法廷からの逃走を図ってのことという説もある。

現地時間16時40分

このような事件が起きた直後は情報が錯綜するので、真相が明らかになるまで時間がかかるだろう。死者数は Nordine Amrani 容疑者を含み4名、また負傷者は75名と当局が発表。容疑者は自殺。また、この事件は3人組によるものではなく、容疑者の単独行為ということらしい。どうやら容疑者は武器に異常な興味があった模様で、銃器保有や麻薬関連の前科があるらしく、今日警察に事情を聴取される予定だったらしい。テロ組織との関連はないという。

動機はどうであれ、この事件は、無差別に他人を殺傷したのち、自殺するという「銃乱射事件」に属するようだ。