この時期、ベルギー・ブリュッセルを歩いていると、シャッターの降りた店が多い。決して潰れたわけではない。フランスにもあるが「夏休み」で店を閉めているのだ。それも1ヶ月や1ヶ月半というかなり長い期間に渡って。これを仏語で congé と呼ぶ。もちろん全ての店が閉まるわけではないが、個人商店・自営業・小規模の商店などの事業主や従業員の多くが余暇を楽しむ。客の多くも夏休みでいないので、店を開くメリットもないし、誰だって休みは取りたいもの。それでも残っている人間にとってはちょっと不便でもある。近くのパン屋や鮮魚店も8月上旬ないし中旬まで夏休み。スーパー頼りになりそうな日々。
Congé
2010年7月16日