今日、サッカー欧州選手権(EURO2012)が開幕する。グループは以下の通り。
A:ポーランド・ギリシャ・ロシア・チェコ
B:オランダ・デンマーク・ポルトガル・ドイツ
C:スペイン・イタリア・アイルランド・クロアチア
D:ウクライナ・スウェーデン・フランス・イングランド
強豪国が多いヨーロッパなので、グループ・ステージでも期待できる対戦が多くある。特にB組とC組では優勝候補として挙げられている代表が対決する。6月10日のスペイン対イタリア、そして6月13日のオランダ対ドイツの試合を楽しみにしている。
前回覇者で現世界覇者のスペイン、ワールド・カップ準優勝のオランダ、3位のドイツ、内部分裂で南アフリカで自滅したフランス、現在スキャンダルに揺れるイタリア。この中から優勝者で出るだろうか。それとも1992年のデンマークや2004年のギリシャのように、本命視されていない国が優勝するだろうか。開催国のポーランドとウクライナは勝ち進むだろうか。「全く」と言ってよいほど期待されていないイングランド奮闘となるだろうか。Cロナウドだけが頼りと揶揄されるポルトガル、それともA組で2008年4強のロシア、サッカー伝統国のチェコあるいは2004年優勝のギリシャ、またはD組のスウェーデン、また一部では穴馬とも呼ばれているC組のクロアチアが、優勝候補国を抑えて準々決勝・準決勝に進出するだろうか。