一般的に2等車でも充分なのだが、長時間電車に乗り続ける路線や、電車が混んでいるときはやはり疲れる。特にイギリスやフランスの2等車の席の間隔は飛行機のエコノミークラスぐらい。ドイツの場合、もう少しゆったりとしている。
1等でも各国の鉄道会社のウェブサイトで割り引かれた乗車券を買うことができれば、そう高いわけでもない。特に英仏では列車の時間によっては2等通常運賃が1等格安料金と大差ない場合がある。通常は1等の値段は2等の約1.5倍から2倍。イタリアでは値段に大差ないこともあるので、できれば1等車に乗るべきだと思う。ユーロスターやタリス(パリ・ブリュッセル間)の1等料金には食事ないし軽食が含まれている。他の列車の場合、食堂車やビュッフェ車が連結されていることが多い。一般的に高めだが、まあまあの品が出るらしい。
食事代を節約したい場合には、駅構内にあるスーパーが一番だろう。また全商品を値上げした小さな小売店しかないときには、駅をでてみるべき。ペットボトル入りの水は夜行列車をはじめ長時間電車に乗るときには必需品といえる。