ヨーロッパ周遊旅行のときに、ブリュッセルからロンドンまでユーロスターで移動することが多いと思う。そして、ベルギーを後にする前に土産品を買うこともあるはず。
ユーロスターに乗るのは、電車に乗るという感覚より空港で飛行機に搭乗すると考えたほうが良い。現在連合王国はシェンゲン協定に加盟していないので、ブリュッセルで出入国手続があるし、保安検査もある。
入国審査後には、ベルギー・ビールなども売っているキオスク一軒、ピエール・マルコリーニ (Pierre Marcolini) のチョコレート屋とバーがある。これで「足りない分の土産品を買うこともできるし便利」と思われるかもしれないが、ピエール・マルコリーニは高級店で「ちょっとした」お土産には高いし、売店の方ももう外には出られないので、専売の特権でビールなどの値段が跳ね上がっている。また場所が限られているため、商品の数も少なめ。
どうしても電車に乗る直前に土産品の買い物をしなければならないのであれば、チェック・イン前に駅構内にあるチョコレート屋かスーパーの GB Express で調達したほうが種類も多いし、散財にならない。
なお、ロンドンのセント・パンクラス駅にはチョコレート店の Neuhaus があるので、非常手段として用いることができるかもしれない。ただ値段の方は⋯⋯。
2009年7月27日
ブリュッセル南駅・連合王国入国審査後のユーロスター・ターミナルの改修工事はほぼ修了した模様で、雰囲気は良くなった。ただ今日は入国審査に長い列があった。非EU・EEC国民の乗客が多かったのか、それとも審査を厳しくするようになったのか、わからなかったが、かなり時間がかかった。ブリュッセル南駅からユーロスターに乗る場合は時間に余裕を持たせたほうが良いだろう。