ルーヴェン

2009年4月9日

ベルギー・ブリュッセルから電車に20分ほど乗り、気軽に半日あるいは一日で観光できる場所の一つとしてルーヴェンがあげられる。ビール好きなら Stella Artois の醸造地、高等教育に関心があればヨーロッパ有数の大学のあるところと言えばピンと来るかもしれない。

駅から出て Centrum という表記に従って Bondgenotenlaan を真っ直ぐにあるいていくと市庁舎 (Stadhuis) と聖ペテロ教会 (Sint-Pieterskerk) のある大広場 (Grote Markt) に至る。聖ペテロ教会は UNESCO 世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一つとして登録されていて、もう一カ所「フランデレン地方のベギン会修道院群」として世界遺産登録されているのが、今でも学生や教員の生活の場となっているルーヴェン・ベギン会大修道院 (Groot Begijnhof)。あまり大きい町ではないので、徒歩で充分に観光できる。石畳の箇所もあるので、靴は履き心地の良く足に負担のかからない方が良いだろう。

大学町なので、学期中の平日は、若い人が多く活気づいている。食事ならフランデレン地方で有名なビーフシチュー Stoofvlees を、地ビール醸造所直営で醸造所からレストランまで店内で見えるパイプで直接蛇口まで届く Den Domus で、ホップの効いた無濾過の Con Domus あるいは深い味が楽しめる Nostra Domus と共に食べることも一案。

いずれにせよ、ブリュッセルからちょっと足を伸ばしたいときに行く町の一候補。