ソチ五輪:大会4〜6日目(2月10〜12日)

2014年2月10日に観たのは、カーリングのほかに、スピード・スケート男子500メートルとバイアスロンの12 .5kmパシュート。長距離でのオランダの圧倒的強さは知っていたが、短距離でも金銀銅と表彰台を独占したのは、驚いたし、もはや脱帽するしかない。オランダは、スピード・スケートだけで、2014年2月12日までに金4・銀2・銅4の計10個のメダルを荒稼ぎ。メダル獲得の効率の良さという面では、ただ単に「すごい」の一言。バイアスロンのパシュートでは、スプリントで金メダルを獲得した Bjørndalen 選手が再びメダルを獲得するか、興味あって観たが、射撃で3回のミスが響き、優勝者は現在のバイアスロンで最も優秀な競技者とも言われているフランスの M. Fourcade 選手だった。

2014年2月11日は、カーリングの他には、バイアスロンの女子10kmパシュートと女子スキー・ジャンプを観た。バイアスロンでは、射撃でのミスが1回のみで、スキーでも速かった、ベラルーシの Domracheva 選手が金メダル。バイアスロンのパシュートでは、最初のゴールした選手が優勝者とわかりやすいし、多くの選手がほぼ同じ頃に射撃を行うので、観ている方の緊張感も高まる。さて、金メダルの大本命と言われていた、女子スキー・ジャンプの高梨選手は4位だった。いかに強い選手であっても、その日の僅かな差で順位が決まってしまう。時の運、それがスポーツの非情さであって、醍醐味であるのかもしれない。今後、そして次回五輪のジャンプでの、高梨選手の活躍に期待したい。

日本に朗報といえば、男子ハーフパイプで一挙に銀と銅を獲得したところ。そして12日には、ノルディック複合で銀と、これからどんどんと調子が上がっていくだろうか。