牛肉と表示されているのに馬肉が混入していたことが、ここ数週間ほど、英国でニュースとなっているが、かなり大規模な問題の模様。特に英国外で生産された加工食品に馬肉が大量に混入していたことが発覚し、中には馬肉100パーセントという「牛肉」食品があったことが判明したため、政府はスーパーに牛肉を含む加工食品の検査を行なうように指示。また現在検査中の食品にも、馬肉が含まれている可能性が高いらしい。牛肉よりも安価な馬肉を牛肉と偽って、流通過程のどこかで紛れ込ませて、利益を上げている組織的犯罪という見方もある。馬肉が混入していても、現在店頭にある食品は食べても安全であり、この問題はあくまでも誤表記ということらしいが、現在英国では食の安全への信用が揺らいでいる。