冬季五輪で好きな種目はどちらかと言えばマイナーのもの。ノルディックの距離(クロスカントリー)とバイアスロン、そしてカーリングを時間さえあれば観ている。スキー・ジャンプ、ノルディック複合、アルペン・スキーやスピード・スケートも観るが、ショート・トラック、フィギュア・スケートやスノーボードにあまり興味はない。
バイアスロンは射撃の成否で順位がかわるので、最後まで大逆転の可能性がある。リレーは各国4人の選手がそれぞれ7.5㎞をスキーで滑り、その間に伏射と立射を1回ずつ行う。時計との戦いではなく、全チーム同時にスタートするので、最初にゴールする国が金メダルとなる。4人全員ともにスキーで速く、正確に的を撃つことが求められる。
バイアスロンの強国はノルウェー、スウェーデン、ロシア、オーストリア、ドイツとフランス。3人目と4人目序盤ではノルウェーとオーストリアの一騎打ちだったが、伏射でオーストリアの Sumann 選手が予備弾3弾全て使っても、1つの的を撃てず、ペナルティー・ループを一周しなければならず、ノルウェーが先頭に立った。ノルウェーの Bjørndalen 選手はそのまま立射でも5弾命中で、余裕の金メダル。立射では Sumann 選手も5弾命中で、最後にロシアと熾烈な競争で0.2秒差で銀メダル。4位はスウェーデン。そして2人目がペナルティー・ループ2周で10位と出遅れたドイツだったが、フランスを抜き、0.2秒差で5位。