W杯2010年南アフリカ大会

ワールド・カップ観戦日記 | 1 | 南アフリカ・メキシコ&ウルグアイ・フランス

2010年6月11日

南アフリカ 1:1 メキシコ

やはり開催国には先に進んで欲しいところがあるし、前回ドイツ大会で16強でアルゼンチン相手に善戦して延長戦の末に敗れたメキシコにはちょっと肩入れしたいところがあったので、どちらを応援すれば良いのか困った最初の南アフリカ・メキシコ戦は引き分け。両チームとも前に進むにことを恐れていたのか、前半そして後半の最初はかなり遅いペースの試合運びが続いた。決して観ていてわくわくするような試合ではなかったが、南アフリカのゴールは素晴らしかった。1点リードされ、俄然攻撃に力が入ったメキシコの同点ゴールは南アフリカの守備の脆さを衝いた。何せ守備選手1に対しメキシコの選手が3人もいたのだから、南アフリカが勝ち進むためには守備の連繋をどうにかしないといけないだろう。

ウルグアイ・フランス戦はペースが速かったし、好機もあり観ていてまあまあ面白かったが、両チームとも決定力に欠けていたように思えた。ウルグアイの Lodeiro 選手の警告累計による退場処分により、フランスは試合最後の10分は11対10と有利のはずだったが、ウルグアイの守りを崩せずにいた。何かしら、勝とうという気迫が感じられなかったのは、フランスはダメだろうという先入観のせいだろうか。結局無得点の0:0の引き分けとなった。

Aグループは全チーム勝ち点1。さて勝ち進むのどの国の代表だろうか。