アルジェリア 0:1 スロヴェニア
フランス語のテレビ局でワールド・カップを観ていると、解説者がよく喋り、大きな局面や好機になると、声が大きくなり、言葉も早くなるので、決定的瞬間を逃すことは稀。アルジェリア対スロヴェニアは最初の10分を観て、これは地味な試合になると思い attention, attention! が聞こえるまでは本を読みながら観戦。同組のイングランドは強豪、アメリカも実力があるので、両チームとも勝ちたいところだろうが、負けることをもっと恐れているのか、やや躊躇しているように見えた。
後半、10人となったアルジェリア。それでもスロヴェニアは優勢を使って得点しようとする意気込みは感じられなかった。逆にアルジェリアの方が攻めていた。しかし、スロヴェニアがひょっとしたところから得点。よく今大会のボールはキーパーにとっては難敵と言われていて、跳ね返り方が読めないのかもしれないが、アルジェリア GK はあの球を止めるべきだった。
スロヴェニアにとってこの3点は大きい。