新しい年が始まると、どうしても目標を立てたくなる。いくら過去の目標が三日坊主で未達成に終わっていたとしても。学習能力がないと言えばそうだが、少なくとも向上心は持ち合わせていると自己正当化。
長い間後悔したきたことに、ロシア語とラテン語の習得に失敗したことが挙げられる。大学の学部生時代に習おうとしたが、どうも中途半端な形で終わってしまった。ロシア語の場合、キリル文字はまだ覚えているし、文法もだいたい理解しているつもりだが、語彙が問題。そしてラテン語も、比較的単純な文章なら読めるが、語彙が乏しく、文法も複雑になると分からなくなる。語学書は何冊もあるので、今年、少し時間をかけて再び独自で勉強してみようかと思う。両言語ともに「読める」ことを目指す。別に話したい、書きたいとは思わない。ラテン語の場合は話す人が大勢いるわけではないので、妥当だろうが、ロシア語の場合は、別に会話したいというよりも、できればロシア文学に直に触れてみたいというのが動機。まあ、本が読めるまで上達するには数年かかるだろう。
さて、実際に勉強するだろうか。語学書を引っ張り出さないと。