もう3ヶ月以上前の話となるが、カフェイン依存であることを実感した。
春に「もうちょっと健康的な生活を送ろう」と思い立ち、コーヒーの摂取量を減らそうと心掛けた。これまで何年間も、毎日朝から晩まで何杯も大きなマグカップになみなみとコーヒーを淹れて飲んでいたのだが、朝に一杯だけコーヒーを飲んで、そのあとは紅茶などに切り替えるようにした。ちなみにこれまでコーヒーや紅茶に牛乳を入れていたのだが、これもやめた。
ある朝、コーヒーを使い切った。 今度はコーヒーを断ってみようと思い、買い足さずに2日経った。天気が良かったので、長い散歩にぶらぶらと出かけて、帰宅した夕方に頭痛の症状が。時たま偏頭痛に襲われることもあるが、自分の身体なので「これは違う」とすぐにわかった。晴天の日差しの強くやや暑い日の散歩だったので、それで体調を崩したのかとも疑ったのだが、どうもそうでもないらしい。アスピリン1錠を服用して、横たわったがじんじんと頭が痛い。風邪でもあるまいし。
思い当たるのは、2日半もの間コーヒーを飲んでいないこと。近くのスーパーに駆け込んで、インスタント・コーヒーを1缶買った。家に大急ぎで帰って、早速湯を沸かしてコーヒーを作り、がぶがぶと飲んだ。1時間もしない内に、頭痛の症状はなくなった。やはりカフェイン依存の禁断症状だったのか。
どんなコーヒーでも良かったので、おそらく在庫処分のため£1.12と安くなっていた、インスタント・コーヒーを買った。結構美味かった。
朝一番にコーヒーを飲むことは、カフェイン摂取ということもあるが、習慣となっていて、どうもコーヒーを飲まないと目覚めた気分にならない。現在でも時折、仕事が重なったりすると、何杯もコーヒーを飲んでしまうが、普通の日であれば朝の一杯だけ、午後にもう一杯飲むとしても、一日あたり最大二杯に抑えている。
依存だったのか⋯⋯なんとなく悄然となる。まあ、少なくとも酒やタバコやギャンブルではないので、良しとしよう。