紅岩塩

流行の最先端を行く性格ではないし、健康食品に格段の興味があるわけでもないが、珍しい食材が安くなっていると、ついつい買ってしまうというダメな浪費癖がある。

料理には欠かせない塩。しかし遺伝的に高血圧が気になるところなので、過度の摂取は意識して控えている。そのためか、外食すると時には料理を酷く塩っぱく感じることも。

色が綺麗で何かと面白そうだったので、写真にある紅岩塩を最近買った。ヒマラヤ産はスーパーで110グラム£1、アンデス産はディスカウト・ストア TK Maxx で250グラム£1.40。

これらの岩塩には、鉄分・マグネシウム・カリウム・カルシウムなどが豊富らしく、健康食品として注目されているが、私にとってはそんなことよりも味の方が大事。少量のヒマラヤ岩塩を舐めてみると、塩っぱさがあるというよりも、まろやかというか甘みが。

食塩を使うのは塩の味というよりも、他の味を引き立てるため。さて、上手く料理に使えることができるだろうか。料理の腕を上げるよりも、食材や道具を買って満足しているだけなのかもしれない⋯⋯。