パリで再びテロ

パリで再びテロ事件が起きて、現地時間午前2時頃の情報だと、100人を越す人々が犠牲となったという。同時多発テロで、フランス対ドイツのサッカーの試合会場近くでは自爆テロがあり、レストランやカフェへ銃を乱射し、そしてコンサート会場で人質をとって立てこもるという、組織的で複数人による犯行であることが窺える。コンサート会場では特殊部隊が突入し、容疑者を射殺したらしいが、何名による犯行なのか、今のところ明らかでなはないので、逃走中の容疑者がいる可能性がある。このような状況の中、オランド大統領はフランス全土に非常事態を宣言し、国境を閉鎖し、軍の動員を命じた。

パリや他の世界の大都市では、人が多く集り標的となるような場所が多く、それら全てを護ることは残念ながら不可能である。テロリストは人々を恐怖に陥れ、社会の崩壊を狙っているのだろうか。特に現在のように全体像が掴めず、情報が錯綜としいる場合、それも今年1月にテロ事件があったばかりのパリだから、不安は増すばかりだろう。非常に暗く悲痛なニュースだ。