Deccan Chronicle
2019年9月19日 第2面
Govt finds ‘denial’ cure for dengue, threatens doctors
Kaniza Garari
インド・テランガーナ州ではデング熱の季節。この新聞記事によれば、州政府が罹患者数を小さく見せるため、処方箋や診断書や死亡証明書に「デング熱」と書かないよう、病院や医者に圧力をかけている。人々の間でパニックが広がることを防ぐのが理由らしい。でも実際にデング熱に罹っている人が多くいるので、却って政府が信用されなくなるだけのことではないだろうか。
De Standaard (Editie Vlaams-Brabant)
2019年9月19日 第18面
Minstens 30 jaar mijnen ruimen
Frederik Mahieu
内戦が続くシリア。戦争や内戦で大量に使われ、戦後も長い間に亘り生命を奪い怪我の原因となるのが地雷。除去作業がいかに時間がかかるものかは、他の紛争地域でも明白。この記事によると、人道支援組織が今日から自由にシリアで作業を始めることができたとしても、地雷除去が完了するには少なくとも30年かかるという。
The Yorkshire Post
2019年9月18日 第1面
Young forced out by rural digital divide
Ben Barnett
世界の各地にあることだろうが、都市部と地方の格差の一つにインターネットや携帯電話の通信速度が挙げられる。地方の経済発展に欠かせないベンチャー企業や多くの中小企業にとって高速インターネットは必須。もしインターネットの速度格差が今後も広がれば、機会に恵まれない地方から仕事のある都市部への若者が流出にも繋がる。ヨークシャー・デールズの一部では高速な光ファイバーが引かれたが、全体的に見れば都市部に比べ地方では敷設が遅れている。これから5Gの普及によって、格差はさらに広がるだろうと言われている。