Evening Standard (West End Final)
2019年3月5日 第3面
Savour it ... the £15 cup of coffee from war-ravaged Yemen
Isobel Frodsham
ロンドンにあるアラン・デュカス氏のカフェで、コーヒー一杯が£15
この記事を読み、紛争地帯なので一杯£15のうちどれだけコーヒー農家の手に渡っているのだろうか、流通過程で武装勢力の資金源になってはいないのだろうか、いろいろと疑問が浮かんだ。また、このような状況だからこそ、イエメンの人々が経済的に自立できることが重要なのだろうかとも思った。
一杯£15という値段を目にした時は「高い!」と感じたが、果たしてそうだろうか。確かに£15は、私の場合、家で飲むコーヒーの数カ月分にあたる。しかし、街中にあるカフェに行けば、一杯のコーヒーが£2.50なんてざらにあること。チェーン店のコーヒー6杯分、あるいはチェーン店のコーヒーの6倍の美味さと考えれば、まあ、あり得るかな⋯⋯。
どうも最近金銭感覚がおかしくなってきたような気がする。