もう一週間前の話。ここ数日は何をしていたのだろうか、どうも時間の流れが速いような⋯⋯ここ2年ほど、時間がなかったり、なんとなく興味がなかったりと、あまりテレビでスポーツを観ていなかったが、久しぶりにサッカーの試合をテレビ中継で観戦した。マドリードのチーム同士の対決となったチャンピオンズ・リーグ決勝。
よくサッカーでは前半と後半で全然違う展開の試合がある。このマドリード・ダービーもそのような試合で、前半はレアルで後半はアトレティコが主導権を握った展開となった。14分にセット・プレーから先制点を奪ったレアルが終始優勢で貫禄を見せつけた前半を観た後、後半最初の数分が同様だったら「観るのをやめようか」と思ったほどだったが、後半は開始からアトレティコが積極的に攻めた。そして47分、アトレティコにペナルティーで同点にする機会があった。しかし Griezmann 選手のペナルティー・キックはクロスバー中央を直撃してゴールはにならなかった。その後もほぼ一貫してアトレティコが攻める展開となり、79分に同点とした。90分では決着が付かず、延長時間へ突入した時、テレビで観たかぎり、レアルの選手の疲労が目立った。何となく2014年とは正反対になるのではないだろうか、と思っていたのだが、どちらのチームもゴールを決めることができず、最終的にペナルティーで勝敗が決まった。レアル・マドリードが5:3で優勝。
今年はサッカーの欧州選手権の年なので、これからテレビでサッカーを頻繁に観ることになる。そういえばEURO2012と2014年のワールド・カップの試合についての感想を下書きのまま放置してきた。多くの試合については、記憶が薄れかかっているが、その時のことを思い出したり、ここ数年でどう考えが変わったか、時間があれば書いてみよう。