今年2017年の4〜5月の一時帰国の際、往路はロンドン〜ヘルシンキ〜名古屋〜札幌という行程だった。ヘルシンキから到着し、名古屋・中部国際空港に降り立ったのは、日本時間の朝、英国時間の真夜中を過ぎた頃。入国も素早く済み、札幌・新千歳までの搭乗券を発券してもらい、荷物を預け、出発まで数時間あった。中部国際空港は開放感があって、きれいなターミナル。そして大きくないので、非常に良い印象を受けた。天気もよく、空と海の青が美しかった。
さて時間もあるので、何かしようか。名古屋の街に行って、戻ってくることも、不可能ではないが、そんな元気はなかったし、いつも時間に余裕を持たせないと心配する小心者。なので、空港をぶらぶらと探検。無知なので、名古屋と言えば、味噌カツ・櫃まぶし・手羽先・棊子麺と食べ物しか連想できない。味噌は好きだし、鰻もやはり英国ではあまり食べられないもの。でも、日本時間で考えて朝食とするには重いような気もするし、また体内時計はまだ英国時間なので真夜中過ぎに、胃がもたれそうなものを食べても⋯⋯。そうなると「棊子麺かな」とも思ったのだが、飛行機で出された機内食は完食しているので、空腹ではない。結局、名古屋名物を食べるのは次の機会に。