先月末、英国では暴風があった。住んでいる場所ではあまり影響はなかったが、他の地域では倒木などの被害があったようだ。それ以来、寒くなることもしばしば。冬到来かと思えば、暖かくなったりという天気が続いている。三寒四温かというと、そのような周期性があるわけでもなく、ある日だけ寒くなったり、暖かい日が数日続いたのちに急にまた寒くなったりする。それで風邪を引いた。このように天気がもう気紛れとしか呼べないようなことには慣れているはずなのに、毎年晩秋というか初冬には、日が短くなることもあるせいか、どうも体調を崩しやすくなる。
さて、新聞やニュース・サイトによると、今年の英国の冬は寒く、頻繁に大雪が降るかもしれないという。ただ、ほぼ毎年のように、冬になってちょっと寒い日が続くと、今年は厳冬になり、交通機関は麻痺して、大停電になるのではないか、などという無責任というかセンセーショナルな記事が新聞に掲載される。今後数日のロンドンの最高気温は8度という予報だが、英国北部では雪となるらしい。さて、あまり雪に慣れていない英国なので、実際に大雪が何度も降ったらどうなるだろうか。