「ウィンブルドン」はロンドン郊外にある場所だが、全英テニス選手権を指す意味でも使われる。そのテニス選手権が今日始まった。これから2週間、ウィンブルドン近辺は賑やかになる。そのウィンブルドンおよびサウスフィールズで見つけた風景の写真を数葉掲載。
ウィンブルドン会場近くには駐車場などを案内する道路標識が設置されている。近隣住民にとっては、大会中駐車禁止区域が設けられるなどちょっと不便な面もある。一方、大きな前庭がある家では、車で来る観戦客に駐車場として庭を貸し出し一儲けすることも。
テニス会場最寄りのサウスフィールズ駅。毎年のようにスポンサー企業が宣伝の一貫として、プラットホームをテニスのコートのように仕立る。通常朝のラッシュでは通勤客がロンドン都心部へ向かうため地下鉄に乗り込むが、テニス選手権の2週間はこの駅で降りて会場に向かう人の数も多い。ここから会場まで徒歩15〜20分ほど。輸送バスや乗合タクシーが駅前から出発する。
サウスフィールズ駅同様、ウィンブルドン駅もテニス会場への玄関口となっている。下の写真2葉はウィンブルドン駅とテニス会場間をピストン輸送するバス。運賃は大人片道£3。確か乗合タクシーは一人片道£2.50なので、なんとなくタクシーの方が得のように思えるが、5人になるまで待つので、バスの方が案外ゆったりしているのかもしれない。
ちなみに6月になってから、ロンドンでは涼しい日が続いていて、天気もあまりよくない。今日は午後5時頃から雨が降り、開閉式屋根があるセンター・コートを除いて試合が中断。明日火曜日は曇りがちだが、雨は降らない予報となっている。しかし、水曜日以降は雨が降るらしいので、試合を予定通りに消化できるか微妙なところ。