英国のパンは大抵不味い。もちろんこれは個人の嗜好だが、白く、あまり栄養価がなく、ふわふわと満腹感を得られず、味もない、いわゆる食パンは好きではない。
大きなスーパーに行けば、多種のパンがあるが、それでも食パンが主流。ロンドン都心部にある、コンビニのような大手スーパーの系列店では食パンかクロワッサンがせいぜい置いてあるだけ。しかし個人経営の店となると、ちょっと事情が違う。現在住んでいる所は、南アフリカ人とポーランド人が多く住んでいるので、店に行くと、南アのソーセージ boerewors やポーランドの餃子のような pierogi など、この2カ国の食品が売られている。
そして写真にあるような chleb polski ことポーランドのパンも販売されている。ポーランドから輸入されているわけではなく、ロンドンで製造されていて、比較的多くの店で見つけることができるので、パンを食べたいときには買う。白い食パンとは違い、ライ麦や全粒粉が原料となっていて、味があるし、腹持ちする。