コート・ジボワール 2:3 アルジェリア
これまで観戦していなかったが、サッカー・アフリカ杯の優勝候補といわれて、ワールド・カップもくじ運悪くまたしても「死の組」を引き当ててしまったコート・ジボワールとアルジェリアの準々決勝をテレビで観た。個人の能力とカウンター攻撃が中心のコート・ジボワールと、組織力でボール支配を有効に使ったアルジェリアの好試合だった。
まずコート・ジボワールが試合早々先制して、前半25分あたりまでは、優勢に支配を運んだが、徐々にアルジェリアも攻撃のリズムを掴み、前半の終わりに同点とした。後半はどちらかと言えばアルジェリアがボールを支配し、コート・ジボワールの守備の脆さを衝いて畳み掛けたが得点には至らず、コート・ジボワールが試合終了間際に Keïta 選手の素晴らしいシュートで追加点を得た。これで終わるかと思ったら、最後の最後にアルジェリアがヘッダーで同点として延長戦になった。
かなり過酷な環境での試合で、運動量も多く、かなり疲れた中でも、アルジェリアの方がまだ前に出るだけの気力があり、延長開始数分内に、同じくようにヘッダーで勝ち越し点を得て、これが結局決勝点となった。最後にコート・ジボワールが得点したが、オフ・サイド判定。しかしテレビのスロー・モーションだとオン・サイドだったので、誤審。
しかし、試合全体の流れからして、アルジェリアの勝利という結果には文句はない。