記事は寝かせて熟成させるべきか、それとも鉄は熱いうちに打てとばかりに矢継ぎ早に繰り出すべきか、両論あるだろうし、どちらにも長所短所がある。内容が濃く、練り上げられた文章が一番よろしいというか、書き手としては目指すべき理想だろう。確かに推敲を重ねれば、無駄な箇所は省かれ、分かりづらいところはより明らかになり、内容も文章も良くなるだろう。書いた時は、非常に明朗な文章に思えて自画自賛しても、一夜明ければまどろっこしく感じることも多々ある。しかし、校正者もいないような個人ブログやサイトだと、いくら注意を払っても、間違いや分かりにくい表現が出てくるだろうから、洗練するにも限度があるし、個人ブログやサイトの特徴というか強みは、運営者が自分の「生の声」を発するところにあるとすれば、濾過して流暢な文にする必要はないのかもしれない。そして、内容によっては、もたもたしていると時機を逸することもあるし、ウェブサイトの記事の修正は比較的簡単。
このサイトでは、気まぐれ気ままに書いた記事を、ろくに校閲もせずにアップロードしている。そして、書き始めたはよいが、書き終えないことも多い。そのため、今後は書き始めたら、できるだけ書き上げて、掲載する努力を行うつもり。また写真の場合、編集したら即アップロードするように心がける。これまでは、数葉まとめて編集してから掲載していたのだが、時々面倒になってしまい、編集した後に放置している写真が数多くあることを反省。ただ集中できず、注意力が散漫としているのは性格の問題なので、矯正するのは難しいかもしれないが、今年は前年よりも多くの記事や写真を掲載することを目標としたい。