EUとブラウザー競争

2009年12月16日

このサイトはIE8以下だと少々崩れてしまうが、コードを編集することにいい加減飽きてしまい、まだ問題は残るが当分の間は放置することにした。このサイトを訪れる方々の統計を見ると、徐々そして着実にIE8利用者が増えてきているが、どうもIE7からIE8に切り替えた場合が多く、まだまだIE6の利用者も多い。そして数年前に比べると他のブラウザー利用者も増えているが、全体的にはまだインターネット・エクスプローラが優勢。

しかし来年から少なくとも欧州ではIEの比率が下がるかもしれない。理由はEU競争総局が、独禁法違反とみなしていた、ソフトと抱き合わせでインターネット・エクスプローラを搭載して、ブラウザー市場で支配的地位を築いていたマイクロソフト社と、利用者が他のブラウザーを選択できるようにすることで合意したため。ソフトのアップデート時にウィンドウが開き、インターネット・エクスプローラ以外のブラウザーを選択できるようになるという。

常々インターネット・エクスプローラ以外のブラウザーの方が一般的に良いと思っているし、競い合うことでより便利になるだろうからインターネット利用者にとっても朗報のはず。今後、他のブラウザーのシェアが広がることを期待している。