来年2010年中に利用者が5億人を超えると予想されているのが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の Facebook。多くの言語に対応するようになり、世界中で使われるようになった。
利用者増大を如実に示しているのが、上記リンクにあるSNSの勢力地図。多くの国々で利用者数が一番多い SNS に Facebook の名が挙げられている。それでもやはり英語圏で圧倒的に強く、非英語圏ではその国や地域特有のサービスがまだリードを保っている模様。例えば日本の mixi やポーランドの Nasza-klasa の優位はそう簡単には揺るがないだろう。ブラジルそしてインドでは Google の Okrut が多くの利用者を取り込んでいる。一応 Facebook が首位になっている、ドイツやスペインも StudiVZ / MeinVZ や Tuenti といったサービスがあり、 Facebook と互角あるいはそれ以上の利用者を誇っている。
文化や言語の違いがあるので、必ずしも国や言語特定の SNS が淘汰されることはないと思うが、これから Facebook などの世界的規模での SNS と国や言語別の地域的規模の SNS を両方利用して、目的によって使い分ける人が増えるのではないかと推測している。