欧州連合(EU)加盟国には物価が高い国と安い国がある。欧州連合統計局(Eurostat)が発表した2008年のデータをもとに、物価の高い国から低い国に並べると下記のようになる。なお、EU加盟27カ国の平均値を100としている。
1 | デンマーク | 148 |
2 | アイルランド | 127 |
3 | フィンランド | 125 |
4 | ルクセンブルク | 116 |
5 | スウェーデン | 115 |
=6 | ベルギー | 111 |
=6 | フランス | 111 |
=8 | イタリア | 105 |
=8 | オーストリア | 105 |
10 | ドイツ | 104 |
11 | ネーデルラント | 103 |
12 | 連合王国 | 99 |
13 | スペイン | 96 |
14 | ギリシャ | 94 |
15 | キプロス | 90 |
16 | ポルトガル | 87 |
17 | スロヴェニア | 83 |
18 | マルタ | 78 |
19 | エストニア | 77 |
20 | ラトヴィア | 75 |
21 | チェコ共和国 | 72 |
=22 | ハンガリー | 70 |
=22 | スロヴァキア | 70 |
24 | ポーランド | 69 |
25 | リトアニア | 67 |
26 | ルーマニア | 62 |
27 | ブルガリア | 51 |
全体的に西高東低で、やはり北欧3カ国が目立つ。ちなみに欧州連合に加盟していないノルウェーは139という数字。
英国に住んでいると物価が他のヨーロッパの国と比べると高く感じられるが、平均を僅かに下回るのは、衣料品(83)と電化製品(86)が安いためらしい。しかし、酒と煙草は150で、その分、物価が高いと感じてしまうのだろう。煙草は吸わないが、酒は飲むので、節酒・禁酒が倹約に一番ということ。
一方、スペインでは酒が安い。