ヨーロッパ物価比較(2008年)

2009年7月16日

欧州連合(EU)加盟国には物価が高い国と安い国がある。欧州連合統計局(Eurostat)が発表した2008年のデータをもとに、物価の高い国から低い国に並べると下記のようになる。なお、EU加盟27カ国の平均値を100としている。

デンマーク 148
アイルランド 127
フィンランド 125
ルクセンブルク 116
スウェーデン 115
=6 ベルギー 111
=6 フランス 111
=8 イタリア 105
=8 オーストリア 105
10 ドイツ 104
11 ネーデルラント 103
12 連合王国 99
13 スペイン 96
14 ギリシャ 94
15 キプロス 90
16 ポルトガル 87
17 スロヴェニア 83
18 マルタ 78
19 エストニア 77
20 ラトヴィア 75
21 チェコ共和国 72
=22 ハンガリー 70
=22 スロヴァキア 70
24 ポーランド 69
25 リトアニア 67
26 ルーマニア 62
27 ブルガリア 51

全体的に西高東低で、やはり北欧3カ国が目立つ。ちなみに欧州連合に加盟していないノルウェーは139という数字。

英国に住んでいると物価が他のヨーロッパの国と比べると高く感じられるが、平均を僅かに下回るのは、衣料品(83)と電化製品(86)が安いためらしい。しかし、酒と煙草は150で、その分、物価が高いと感じてしまうのだろう。煙草は吸わないが、酒は飲むので、節酒・禁酒が倹約に一番ということ。

一方、スペインでは酒が安い。