日本のバレンタインというとチョコレート屋の陰謀などと囁かれるが、ドイツや英国では復活祭にあわせて、卵やウサギの形をしたチョコレートが大々的に販売される。小さいものからとても大きいものまで多様なチョコレートが店に並ぶ。そのため、下記 Stuttgarter Zeitung によれば、復活祭のチョコレート商戦はその年の菓子業界の業績を占うのにちょうど良いらしい。
昨年2009年、ドイツの菓子の生産量は前年比2.3%減、売り上げも0.6%減という不況の年だった。しかし昨年の復活祭の売り上げは3.5%増で、ウサギの形をしたチョコレートは約1億3500万個売れたという。このように買うときは買うが、日常でのチョコレートや菓子の消費が減った模様。
なお、ドイツで人気があるのは伝統的な卵やウサギの形をしたミルク・チョコレートだという。
Stuttgarter Zeitung: Ostergeschäft: Naschkatzen mögen es traditionell