英国に住んでいると鉄道や地下鉄が突然運休になるのは、鉄道・車両・信号など設備があまりにも古いこともあり、茶飯事で慣れてしまうが、それでもたまには驚いてしまう理由がある。
ロンドンと東ミッドランドやリヴァプールを結ぶ路線を運行している London Midland 社は、今日(日曜日)バーミンガム・リヴァプール線を除いた全ての路線で運休措置をとった。その理由とは、「運転手がいない」ため。契約上、運転手は日曜日に出勤する必要はなく、任意で日曜日に運転すると通常の2倍の給金を受け取ったいたのだが、この日曜手当てが今週なくなったために運転手が足らず、鉄道会社は電車を運休せざるを得なかったという。
会社と運転手組合の間にちゃんとした合意もなく、計画性もなく、かなり無責任な話だが、多くの英国人の場合、笑い話の種にでもするだろうか。