英首相、内閣府ネズミ捕獲長を任命

2011年2月15日

英国の政治関連ニュースによく登場するのが、ダウニング街10番地の首相官邸の黒いドア。リポーターがドアの前に立って政治ニュースについて報告するのが型となっている。そんな中、これまでに数回黒い影が動くのが中継された。よく見るとネズミの姿。

どうやら首相官邸にはネズミが住み着いた模様。そのため、キャメロン首相は捨てられた動物を保護する団体から、ネズミを捕るためにラリーと名付けられた猫を引き取った。

これまでにも、首相官邸に Chief Mouser to the Cabinet Office 強いて訳せば「内閣府ネズミ捕獲長」が住んでいた。例えば1989から1997年までこの役を努めたのはハンフリーという名の猫。しかし1997年労働党・ブレア元首相が入居して数ヶ月してから現在までは空席となっていた。

さてラリーはネズミを捕らえるだろうか。