政治に興味はあるが、政治家になりたいとも思わないし、また政治記者やジャーナリストになりたいとも思わない。所謂 cynic で、政治は結局は権力であり、最終的に権力とは「他人を自分の意に従わせること」にあると考えている。「国家国民のため」とは言えども、つまるところは「自分が国家国民のために自分が思う最良の政策を行う」となる。他人を強制できるほど「自分が正しい」という絶対的な自信は持ち合わせていない。政治家にとってこのような自信は必要不可欠だろう。なにせ、当選すれば責任重大だし、落選すれば多くの人に拒まれたことになる。何事にも向き不向きがあるだろうが、政治家になりたい人の性格とはどんなものか、いまいちまだよく分からない。
なぜ政治家になりたい人がいるのだろう
2009年8月16日