天気が良かったら、気晴らしにどこか散歩にでも行こうかと思っていた矢先、雨が降りだした。それで家にいるわけだが、ふと英国の牧歌的な田園風景には欠かせない、牛や羊は一体何頭いるのだろうと、時間潰しがてら、調べてみた。
英国の環境・食糧・農村地域省の2013年3月14日付け(PDF)で、2012年12月1日時点の統計によると、英国には972万6千頭の牛、そして2291万3千頭の羊がいる。これらは2012年12月1日に飼養されている、つまりは生きている家畜の頭数。豚の数は少なく、422万1千頭となっている。だから英国では、放牧されている牛や羊をよく見かけるが、豚は放牧されているわけではないし、数も少ないので、見かけないのだろう。
ちなみに日本の場合、農林水産省が2013年7月2日に発表した、2013年2月1日時点の統計によると、牛は乳用牛143万3千頭に肉用牛264万2千頭、合計407万5千頭と英国の半数にも及ばない。しかし豚は968万5千頭で英国の倍以上。頭数が少ないためだろうが、農林水産省の統計に羊についての記述はない。
Farming Statistics | Livestock Populations at 1 December 2012, UK and England
農林水産省:畜産統計調査
ウェブサイト | www.maff.go.jp/
PDFファイル | www.maff.go.jp/