口コミ情報の信用度

2012年2月23日

旅行や外食の際、やはり色々な旅行サイトなどにある口コミ情報を読む。しかし、旅行サイトなどの口コミは、それほど信用しているわけではない。例えば口コミの書き込みが数百件あるいは数千件あって、評判が非常に悪ければ、そのホテルやレストランを予約することは、さすがに躊躇うであろう。しかし、多くの場合、書き込みの件数はそう多くない。この世の中、悪意あって辛辣な書き込みをする人もいれば、逆に全て素晴らしかったと手放しでべた褒めする人もいるだろう。そして、本当かどうかは知らないが、「口コミサイトに悪い評価を与えるぞ」とホテルやレストランを脅して、よりグレードの良い部屋を要求したり、無料のサービスを求める人もいるらしい。中には、行ったこともないのに最低評価を下したり、従業員が勤め先に最高評価を与えている場合もあるだろう。特に匿名中心で、ペンネームも必要ないようなサイトは、信用できない。

信用していないのに、なぜ読むのかというと、ただ単に5段階や10段階からなる全体評価を読んでいるのではなく、書き込みのコメントの内容に、有意義な情報が時としてあるから。このとき、最低評価と最高評価は読まない。例えば5段階の評価であれば、1と5は読まないというように。しかし、例えば、「駅から実際には遠い」や「交通量の多い道路に近くうるさかった」や「狭い場所に多くのテーブルを並べていた」などは、判断材料になる。

サイトの口コミを読んで、実際に行ってみたら、大概、口コミの評価ほど悪くなかったという場合が多い。それは、私は最高水準から程遠いサービスでも満足するためだろうか、それとも辛口の評者のみが口コミ情報を書き込んでいるのだろうか。